「キャバ嬢の社会学」書評:競争社会の厳しさ
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2016/10/24
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みなさんは覚えてますでしょうか?
数年前「JKのなりたい職業ランキング」でNo.1に「キャバ嬢」が選ばれ騒然となったことがあった。綺麗なドレスを身にまとい、髪の毛を盛るスタイル。ギャルの文化とマッチしていることがよかったのか、現在も大学生やOLにとってキャバクラで働きたいと思う人は少なくない。
女性にとっては、お姫様気分を味わいながらもアルバイトのような感じで高い収入を得ることができると思われるからでしょう。
でも、「アルバイト感覚でやってるキャバ嬢はちょろい」と考えていたとしたら、大間違いです。少し前、ものすごく高学歴の女子大生が自分の体験からキャバクラの論文を出版した。この本を読むとキャバクラで働く女性の仕事の難しさがわかる。
その本は「キャバ嬢の社会学」という当時22歳のがり勉女子大生が書いたものです。援助交際や性に対する興味はあるけど、潔癖であり、若い女性のメリットを利用する若い女性たちに軽蔑意識をもって、キャバ嬢自体差別していました。そんな女子大生が大学院に進学して、論文のテーマのために突然キャバ嬢として働くことを決めます。
こうしてキャバ嬢になった女子大生に待ち受けていたのは予想以上のことでした。キャバ嬢にはお客さんからの指名、同伴、ドリンクや軽食の数など、キャバ嬢同士の成績やランキングが常に公開され、女の子同士で競争心が生まれる。
「指名」というものはキャバ嬢にとって女性として認められるということ。女性の闘争心に火をつけられそれがギャラとなって自分に返ってくる。指名争奪の競争となりゲーム感覚になっていく。
はじめは女性が商品のようで嫌悪感抱いていた彼女だったが次第に指名争奪戦にのめり込んでいく